オランダ代表のルイス・ファン・ハール監督が、同胞であるバルセロナのロナルド・クーマン監督を擁護している。スペイン『EFE通信』が伝えた。

　2000年代初頭、現在と同様に組織的な危機を迎えていたバルセロナで、指揮官を務めた経験があるファン・ハール監督。同指揮官はオランダ代表の会見で、クーマン監督がメディアや世論から解任を求められている現状について意見を求められると、それがバルセロナやクラブを取り巻く環境の悪癖だと断じている。

「すべてがうまくいっていて、ここ2年間のフレンキー・デ・ヨングのように貢献していれば、何も不安を感じる必要はない。しかし立ち行かなくなれば、バルセロナの人々はいつも外国人に目を向ける。今回で言えば、監督がそうだ。クーマンも外国人であり、オランダ人だからね」

「私がそうだったように、歴史は繰り返している。クラブにいるオランダ人たちには、ネガティブな意見を気にしないように勧めるよ」

---

●ラ・リーガ2021-22特集