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バルセロナ元会長「今季トレブル達成のチャンスはある」…就任の可能性高まるシャビにも言及

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苦戦が続くバルセロナ

 バルセロナ元会長のジョアン・ガスパール氏は、今季のトレブル達成が十分に可能だと主張した。

 絶対エースのFWリオネル・メッシを失った今季のバルセロナは、序盤から不安定な戦いが続く。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で史上初の開幕2連敗を喫し、先週末のレアル・マドリーとの“エル・クラシコ”でもホームで1-2の敗戦。そして、ミッドウィークのラージョ戦で敗れた後、ロナルド・クーマン監督の解任が決まった。

 現在ラ・リーガ9位で、欧州CLグループリーグ敗退危機に直面するカタルーニャの名門だが、同クラブの会長を務めてきたガスパール氏は、スペイン『El Confidencial』で「バルセロナはチャンピオンズリーグ、ラ・リーガ、コパ・デル・レイを勝ち取れる」と主張し、自身の考えを続けた。

「リーグ戦はまだ多くの試合が残っており、コパ・デル・レイに至ってはまだ始まってもいない。フットボールはさらに難しいものになっているし、大きなタイトルを手にすることは決して簡単なことではない。それでも、クラブが将来的に最大のものを目指せることを願っている。今年成功できなければ、来年その中で戦えるように最低限の結果を残さなくてはならない」

 また、同氏はクーマン監督の後任として有力視されるアルサッドシャビ・エルナンデス監督についても言及した。

「バルサBチームの経験しかなかった(ジョゼップ・)グアルディオラがバルセロナを指揮するのに未熟だったのか? ルイス・エンリケはどうだった? どうしてシャビではだめなんだ? 彼らに経験はなかったが、結果を取り戻した。彼の幸運はすべてのバルセロナファンにとっての幸運だから、彼の成功を祈っている。彼は何年間もバルセロナを指揮する野心があることを示してきた」

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