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アラベスとドローのバルセロナ、バルジュアン暫定監督「このチームの選手たちは素晴らしい。自信を持たないと」

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バルセロナを指揮するセルジ・バルジュアン暫定監督

 バルセロナは30日のラ・リーガ第12節、本拠地カンプ・ノウでのアラベス戦を1-1のドローで終えた。セルジ・バルジュアン暫定監督は試合後、チームの仕事ぶりから考えれば、勝ち点1獲得は物足りないとの見解を示している。

 ロナルド・クーマン氏に代わり暫定でバルジュアンBチーム監督が指揮を執ったバルセロナは、中央からの崩し方などで変化を見せるも、それでもなかなかゴールを奪えず。後半開始から4分後にFWメンフィス・デパイが先制点を決めたが、直後にアラベスの失点も許して結局ドローで試合を終えている。

 バルジュアン監督は試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで次のようにコメントしている。

「成し遂げた仕事からすれば少しの報酬しか得られなかった。私たちは試合をコントロールしてチャンスも迎えていた。ハーフタイムに修正したことも機能していたよ。しかし孤立したプレーで追いつかれてしまった。私たちはチャンスを手にしていたが、しかし決め切ることができなかった」

「失点は流れから切り離されたプレーで生まれた。チームはボールをポゼッションしていたが一度奪われてしまったんだ。私たちはボールロストがなくなるよう努めてきたし、インテンシティーは素晴らしかったのだが……。この試合までに働けた期間はわずかで、私はその中で守備と攻撃の規律を修正しようと試みた。ネガティブな結果は消化しづらいね」

 また自身について、クーマン氏から次の監督へのつなぎ役と考えながら仕事をしているのかと問われると、こう返した。

「そんなことはまったくない。今日は然るべき形で試合を戦った。ポゼッション、ライン間での均衡づくりとね。ディナモ・キエフ戦にも臨むとしたら、同じような姿勢で試合への準備を行う。このチームを元気付けながらね。選手たちはとても素晴らしいし、自分たちに自信を持たなくてはならない」

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