ミランのFWズラタン・イブラヒモビッチが仏『Telefoot』のインタビューに回答。パリSGやFWリオネル・メッシ、FWキリアン・ムバッペのことなどに触れている。31日、仏『Canal Supporters』が伝えた。

　欧州のビッグクラブで輝きを放ち続けるイブラヒモビッチ。40歳となった現在でも、ミランに大きな影響を与え、低迷していたチームをUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場に導いた。キャリアの中でも、大きな活躍となったのはパリSG。公式戦122試合113得点という数字を残した。

　古巣について、イブラヒモビッチは「パリSGにはとても良い思い出がある」とコメント。「私はカタール人に買われたときに最初に来た人間でもある。48時間で色々変わった」と振り返った。さらにメッシについても。フランスでの新たな挑戦に「良いチャレンジ」とコメント。「パリSGは彼を手に入れたことを誇りに思うべき。とても幸せに思っているはず。これからは彼を楽しむといい」とパリSGのメッシ獲得を高く評価した。

　さらに、パリSGの若きスター、ムバッペにも言及。「ムバッペを愛している」と称賛しつつも、そのさらなる成長にアドバイスを送っている。

「しかし、それだけではまだ足りない。彼は快適なところに居過ぎている。火の上を歩く必要があり、そうすればさらに良くなる」

「もっと傷つくことで、どれだけ強くなるか想像してみてほしい。彼は血を味わう必要がある」

「自分の背中を押してくれる人、自分を高めてくれる人に囲まれていなければいけない。『あなたが一番』とか言う人に囲まれてはいけない。『いや、あなたは十分じゃない。もっと良くならないといけない』と言ってくれる人に囲まれないと。それが彼をより良くしてくれる」

「彼は私の中でトップの選手、少なくとも好きな選手としてトップにいる。ほかは昔からいる選手が多い。若い選手だと、ムバッペ、(アーリング)ハーランド、あとはイブラヒモビッチだな。あとは必要ない(笑)」

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