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板倉滉の代表出番なしにシャルケ監督「バケーションならオマーンよりも良い場所もあったのでは?」

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日本代表で出番がなかったDF板倉滉

 シャルケは、20日に敵地で行われるブンデスリーガ2部第14節でブレーメンと対戦。インタナショナルウィーク中に不在だった日本代表DF板倉滉の出場には支障がないようだ。

 シャルケを率いるディミトリオス・グラモツィス監督は、試合に向けた会見でまずメンバーたちの状態について言及。先日、長期離脱から復帰したセネガル代表DFサリフ・サネが練習で筋肉系の負傷を負い、数週間の再離脱を余儀なくされることを報告。一方、その他の主力選手ではメンバーの故障者リスト入りはないようだ。

 そんな中、記者は日本代表のカタール・ワールドカップ(W杯)最終予選の遠征に同行した板倉の状態に注目。ベトナム戦、オマーン戦といずれも出番を得なかった同選手について「長距離移動して出場時間は0分に終わったようだが、彼の体調は?」と問われたグラモツィス監督は、「バケーションならオマーンよりも良い場所もあったのでは?」と皮肉を述べつつ、このように続けた。

「飛行機の機材トラブルもあり、途中でどこかに着陸して6~7時間滞在しなければいけなかったようだ。彼は長時間飛行機に乗って長旅をしたが、残念ながらまったくプレーしなかった。監督として、選手がこれほど長い期間不在ながら出場機会も得られないというのは、フィットネスにも影響しかねないので好ましいとは言えない」

「ただ、コウはクオリティが高いので、(自身の状態を)上手く見極められるだろう。今日(18日)の練習では良い印象を受けたし、とても生き生きしていた。彼があんな試練の旅から元気な様子で戻って来れて、私はホッとしているよ」

 なお板倉はシャルケに加わってから9月、10月、11月とインタナショナルウィーク毎に代表に合流。9月は最終予選開幕節のオマーン戦を負傷のため欠場し、そのままクラブに帰還すると、先月と今月の4戦はいずれもベンチから見守るという状況が続いている。

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