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リバプールvsアーセナルで日本代表対決! 南野が途中投入から秒殺の今季リーグ戦初弾! 冨安きっかけで両指揮官が大バトル!

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MF南野拓実が今季リーグ戦初ゴール

[11.20 プレミアリーグ第12節 リバプール 4-0 アーセナル]

 プレミアリーグは20日に第12節を行った。MF南野拓実が所属するリバプールと、DF冨安健洋が所属するアーセナルの対戦は、リバプールが4-0で快勝した。冨安は右サイドバックでフル出場。南野は後半31分から途中出場し、その1分後に今季リーグ戦初ゴールを挙げている。

 リーグ戦8試合無敗の5位・アーセナルは、9年間も勝利がない敵地アンフィールドで4位・リバプールと対戦した。前半17分には冨安が好機を演出。FWアレクサンドル・ラカゼットからパスを受けた冨安は、右サイドから鋭いクロスを上げる。MFブカヨ・サカが頭で合わせるが、相手のブロックに遭った。

 前半32分には、冨安をきっかけに両指揮官がピッチ外で口論する場面も。リバプールGKアリソン・ベッカーの最後方からのキックでボールが飛ぶと、冨安とFWサディオ・マネが中盤で競り合う。マネに押された冨安を見て、アーセナルのミケル・アルテタ監督が激高した。すると、それを見たリバプールのユルゲン・クロップ監督も応戦。2人はピッチ外で激しく言い合い、主審からイエローカードを受けてしまった。

 試合は前半39分に動く。リバプールは中盤右サイドでFKを得ると、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが大きく蹴り上げ、PA内のファーサイドに飛んだところをマネがヘディングシュート。ゴールに流し込み、先制点を奪った。

 前半を1-0で折り返したリバプールは、後半7分に追加点。アーセナルの最終ラインでのパスミスから、FWディオゴ・ジョタがボールを奪取。冷静に相手守備陣をかわし切り、無人のゴールに流し込んだ。

 さらに、リバプールは後半29分に追加点。アリソンのフィードから中盤でボールをつなぎ、パスを受けたマネが左サイドを突破。折り返したところを、PA右のファーサイドに詰めたFWモハメド・サラーがワンタッチ。リバプールらしい電光石火の攻撃で、3点目を挙げた。

 リバプールは後半31分にジョタに代え、南野を投入。すると、ファーストタッチでゴールネットを揺らす。パスをつなぎ、PAライン上でマネがPA内のサラーにボールを送り、そしてPA右のA・アーノルドに渡る。さらに、ファーサイドにグラウンダーのパスを通すと、冨安の背後に走り込んだ南野がワンタッチで押し込んだ。

 南野は今季リーグ戦3試合目で待望の初ゴール。試合はそのまま終了し、リバプールが圧巻の4ゴールで4-0の快勝を果たした。

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