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マンU暫定指揮キャリック氏が退任、15年間所属したチームも退団へ「素晴らしい思い出を決して忘れません」

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暫定指揮官を務めたマイケル・キャリック氏が退団

 マンチェスター・ユナイテッドは2日、暫定指揮を執っていたマイケル・キャリック氏(40)の退団を発表した。

 現役時代もユナイテッドに所属していたキャリック氏は、2017-18シーズン限りで現役を引退。その後もチームに留まり、コーチとして活動していた。しかし、11月にオーレ・グンナー・スールシャール前監督の退任が決定すると、暫定指揮官に就任。公式戦3試合で監督を務めた。

 チームはラルフ・ランゲニック氏の指揮官就任を発表。就労ビザの影響で今節の指揮まではキャリック氏が務めることになっていた。チームはオールド・トラフォードでのアーセナル戦で3-2の逆転勝利。キャリック氏にとって最後の試合でリーグ戦4試合ぶりの白星を飾った。

 クラブはその後、キャリック氏が暫定指揮官、そしてコーチとしても退任することを発表。フットボール・ディレクターのジョン・マータフ氏は「マイケルは、選手として、またコーチとして15年間クラブに貢献してきました。そしてクラブを離れることになりました」と発表。「彼がいなくなるのは悲しいことですが、私たちはマイケルの決断を尊重し、理解しています」と別れを惜しんだ。

 キャリックは「この偉大なクラブで過ごした時間は、私のキャリアの中で常に最高の年月として位置づけられるでしょう。15年以上前に初めて契約したときには、これほど多くのトロフィーを獲得するとは夢にも思わなかったし、選手としてもコーチングチームの一員としても、素晴らしい思い出を決して忘れません」と別れを語る。

 クラブを去る決断については「しかし、考えに考え抜いた結果、今がクラブを去るのにふさわしい時期と判断しました」と明言。「ラルフ、スタッフ、選手、そしてファンの皆様の今後のご活躍をお祈りするとともに、ファンとしてスタンドで彼らを応援することを楽しみにしています」とクラブの未来に期待を寄せている。

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