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冨安が顔面を踏まれた場面にスペイン紙「あり得ないプレー」

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ラフプレーを受けたDF冨安健洋

 アーセナルの日本代表DF冨安健洋が受けたラフプレーにスペインメディアも反応している。

 冨安は6日にアウェーで開催されたプレミアリーグ第15節エバートン戦(●1-2)でスタメン出場。前半28分、自陣の右サイドでMFアランと競って倒れた際、こぼれ球に詰め寄ったDFベン・ゴドフリーに右足で顔面を踏まれてしまった。

 この場面はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の対象となったが、ゴドフリーはお咎めなしとなり、ファンの間で物議を醸している。

 スペイン『マルカ』は「冨安の顔にゴドフリーのとてつもない踏みつけが…。しかし、VARはイエローではないと判断した」と題した記事で、「レフェリーの判定に新たな論争が起こる」として注目。次のようにレポートしている。

「VARは、主審が叱責しなければならないさまざまな行為において、疑問を持ち続けている。ラファエル・ベニテス監督のエバートンとミケル・アルテタ監督のアーセナルの試合で、新たなエピソードが生まれた。30分にベン・ゴドフリーが意図せず冨安の顔を踏んでしまうという、あり得ないプレーが起きたのだ」

「ボールがタッチラインを出るまでプレーは続き、タックルがレッドの可能性があるかどうか、VARが介入した。(レフェリーの)マイク・ディーンはモニターに向かって2選手の間に起きたことを観察し、イエローカードにもならないという結論を出した。この行動は、アルテタとガナーズファンを激怒させ、その映像はSNSで拡散している」

 なお、冨安はこのラフプレーで右顎に痛々しい切り傷ができたものの、最後までプレーを続行。チームは後半に逆転を許し、1-2で敗れている。

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