ブライトン地元メディア『Brighton&Hove Independent』が、レンタル中の日本代表MF三笘薫について分析している。

　今季序盤戦は好調だったものの、直近プレミアリーグ10試合で勝利から遠ざかるブライトン(8分け2敗)。特に攻撃陣が不振に陥り、勝ちきれない試合が増加。勝ち点を重ねきれない状況が続いている。

『Brighton&Hove Independent』は「ゴールも決まらず、負傷者も続出中だ」としつつ、「そんな中で1000万ポンドの価値があるとも言われる(レンタル中の)ストライカーたちの成長をチェックしよう」と、ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズへレンタル中の三笘について紹介している。

「川崎フロンターレの2冠、リーグ最速優勝と最高得点樹立など成功の鍵となった三笘。この活躍によってブライトン移籍が実現し、現在はベルギーのサン=ジロワーズへレンタルされている。そして今季、リーグ戦11試合で4ゴール1アシストの結果を残している」

「徐々にチームに溶け込んできた日本人FWは、ある試合のパフォーマンスによってスタメンの地位を確立しつつある。セラン戦、彼は10人で0-2ビハインドという状況から後半ピッチに立ち、ハットトリックを達成。4-2の見事な逆転勝利の立役者となった」

「彼のゴールは美しいフィニッシュと印象的なドリブルを見せつけた。この活躍を見たブライトンのファンは、来季プレミアリーグでの活躍を期待している。あのハットトリックと日本代表デビュー戦でのアシストにより、ファンの間では1月に彼を呼び戻そうという声が高まっている(労働許可証がないので実現は困難だが)。グレアム・ポッター監督もあのハットトリックには賛辞を送っている」

　所属元ブライトンでも、三笘の今季の活躍は大きく注目されているようだ。労働許可証の問題はあるものの、来季はプレミアリーグで躍動することになるかもしれない。

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