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アーセナル陣営はVARに「困惑」…コーチ「判定の一貫性を求めている」

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アーセナル陣営はVARに困惑

 アーセナルのコーチを務めるアルベルト・スタイフェンベルフ氏は、1-2で敗れたマンチェスター・シティ戦を振り返った。

 1日に行われたプレミアリーグ第21節で、アーセナルはホームでシティと対戦。前半にブカヨ・サカが先制したアーセナルだが、後半に入ると後半12分にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のレビューにより与えられたPKから失点し、その2分後にはガブリエウが退場となって数的不利に。さらに、後半アディショナルタイムに逆転ゴールを許して1-2で敗れた。

 この試合を前にミケル・アルテタ監督が新型コロナウイルスに感染し、代わってチームを指揮したアシスタントのスタイフェンベルフ氏。試合後にイギリス『スカイ・スポーツ』で試合を振り返った。

「もちろん、この結果にとてもフラストレーションがある。しかし、選手たちのパフォーマンスは誇らしいものだった。シティ相手に10人で試合を終えることになってもたくさんのチャンスを許さなかった。全体的なパフォーマンスはとても良かった」

 一方で、前半開始早々にマルティン・ウーデゴーアがエデルソンに倒された場面ではVARのオンフィールド・レビューがなかった一方で、シティの同点弾となったPKの場面では、主審は一旦はプレーを流したが、VARオンフィールド・レビューにより判定が覆された。

 この件についてスタイフェンベルフ氏は「困惑しているというのが適切な言葉だ。我々は判定の一貫性を求めている。私からしてみれば、ウーデゴーアのは明らかなペナルティだった」と話し、不満を続けた。

「一貫性があると言うならば、レフェリーはチェックしに行っていたはずだ。しかし、そのようなことはなかった。そして、シティのペナルティの場面では、チェックが入った。かなりソフトなものだったと思った。しかし、起こってしまったことはしょうがない。その後にはチャンスもあったが、レッドカードですべてが変わってしまった」

 また、試合の流れを変えたガブリエウの退場についても同氏はイギリス『BBC』で言及した。

「(シティのPKの直前にペナルティスポットを引っ搔いたとして受けた)最初のイエローカードは定かではない。今はもう、レフェリーにこの件を聞くことはできない。我々には若手が多くいて、感情をコントロールできるようにならなければいけない。イエローカードを受けてからはよりスマートにならなければいけない」

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