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C・ロナウドが最後通告「マンUを辞める準備ができている」

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去就が注目されるFWクリスティアーノ・ロナウド

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドマンチェスター・ユナイテッドの次期監督が自分の好みに合わなければ、辞める準備ができているという。『ミラー』が伝えた。

 C・ロナウドはわずか5か月前、センセーショナルな形でオールド・トラフォードに戻ってきた。しかしC・ロナウドは現在、マンチェスター・Uの次の決断次第では、再びオールド・トラフォードを去ることも辞さないという。『デイリー・スター』紙が最初に報じたように、C・ロナウドはラルフ・ラングニック暫定監督がこのまま仕事を続けることにも賛成していない。

『ミラー』の独占記事によると、陣営の複数の選手がラングニックの下での生活に不満を抱いており、11人がチームを退団することを検討しているとのことだ。この事実は、エド・ウッドワードCEOの退任後、チームが新しい時代を迎えようとしている中で明らかになった。

 2月1日からは、これまでクラブでマーケティング・ディレクターを務めていたリチャード・アーノルド氏がCEOに就任することになる。現在のところ、ラングニック暫定監督はシーズン終了後に退任し、シニア・フットボール・アドバイザーとして役員室に残り、2年間の契約を結ぶ計画だ。

 しかし、ランゲニック暫定監督は沈みかけた船を立て直すことができれば、このまま監督としてとどまることも辞さないと公言している。マウリシオ・ポチェッティーノ監督、エリック・テン・ハーグ監督、ブレンダン・ロジャース監督の3人が次期監督候補とされているが、C・ロナウドの姿勢によって、マンチェスター・Uの決断はより厳しいものとなった。

 ある関係者が『スター』紙に語った。「彼は、この状況よりも良くなるはずだと考えていた。彼は生まれながらの勝者であり、より多くのトロフィーを獲得したいと思っている。次の監督が誰になるか次第で、彼の次の行動が決まるだろう」。

 アーノルド氏は、共同オーナーであるジョエル・グレイザー氏の支援を受けているものの、混乱した時期に就任することになる。「副会長としての9年間、そしてクラブでの16年間、マンチェスター・ユナイテッドのためにたゆまぬ努力を続けてきたエドに感謝したい」とグレイザー氏は声明を発表した。

「オールド・トラッフォードへの投資、ファンとの関係強化、そして最も重要な目的である勝利に向けた継続的な取り組みなど、リチャードと彼のリーダーシップチームが、クラブの進化の新たな段階を切り開くことを期待している」。一方のアーノルド氏は、「この偉大なクラブとそのファンに貢献する機会を得たことを光栄に思う。この栄誉に少しでも報いたいと」と述べている。

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