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久保建英が3戦ぶり復帰も見せ場なし…マジョルカ、今季19戦未勝利のレバンテに屈辱の初白星献上

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[1.8 ラ・リーガ第20節 レバンテ2-0マジョルカ]

 ラ・リーガは8日、第20節を各地で行い、MF久保建英所属のマジョルカが最下位のレバンテに0-2で敗れた。トップ下で先発した久保は3試合ぶりの復帰となり、2022年初出場でフル出場を果たしたが、最後まで目立った見せ場はつくれなかった。

 両者とも拮抗した展開の中、久保にとってもチャンスが少ない展開。前半22分にはようやくフルーでボールを受け、パスコースを探すと見せかけドリブル突破を試みると、相手MFのファウルで倒されてFKを獲得する。だが、このプレースキックもチャンスにはつながらず。見せ場をつくれないまま前半を終えた。

 すると後半開始直後、レバンテが試合を動かした。GKアイトール・フェルナンデスのスローを起点にカウンターをスタートすると、中盤で競り勝ったMFエニス・バルディがスルーパスを送り、FWロベルト・ソルダードがゴール前にフリーで突破。そのまま右足でネットを揺らした。

 レバンテは後半6分にもFWロヘル・マルティのヘッドがクロスバーに直撃し、同8分にはDFホルヘ・ミラモンが久保を一気に抜き去ってエリア内に侵入するなど、次々にチャンスを創出。苦しい時間が続くマジョルカは選手交代を行い、久保は右サイドハーフにポジションを移した。

 すると後半20分、マジョルカは左サイドからのクロス攻撃でFWフェルナンド・ニーニョがエリア内で倒され、PKを獲得。しかし、途中出場DFブライアン・オリバンのキックはコースが甘く、A・フェルナンデスに阻まれた。

 苦しくなったマジョルカは後半37分、MFサルバ・セビージャのスルーパスを受けたF・ニーニョが左足で流し込み、ようやく同点に追いついたように思われた。だが、ボール奪取時にS・セビージャにハンドがあったとしてVARの介入でゴールは取り消し。すると後半ラストプレーでカウンターに屈し、モラレスにゴールを決められて0-2で敗れた。

 一方、今季未勝利(11分8敗)だったレバンテは待望の今季初勝利を手にした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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