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ユベントス、今季終了までの期限付きで21歳MFクルセフスキの放出を検討か

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ユベントスは、スウェーデン代表MFデヤン・クルセフスキの期限付きでの放出を検討している。『Goal』の取材により27日、明らかになった。

 トリノでの2シーズン目を送るクルセフスキ。今シーズンはこれまで公式戦27試合に出場して2ゴール3アシストを記録しているが、ユーヴェ加入からマッシミリアーノ・アッレグリ指揮下の現在に至るまで、“主役”と呼べるほどの活躍を見せるに至っていない。

 そんな中、ユベントスではスウェーデン代表の去就について議論が開始された。今後、急速に結論へと至る可能性もある。

 今冬、フィオレンティーナからFWドゥシャン・ブラホビッチの獲得へと動いたユーベ。次のステップとして、攻撃陣の中から放出要員を選定し始めた。FWアルバロ・モラタはバルセロナ移籍を望んでいるが、選手の保有権を持つアトレティコ・マドリーとバルセロナの間で合意に至っていない。

 また、セルビア人FWという強力なライバルが加入することで出場機会が減少する、20歳のFWカイオ・ジョルジが武者修行に旅立つ可能性もある。だが、イタリア国外のクラブから熱視線を浴びるクルセフスキにも注目すべきだろう。

 ここ数週間ほどスウェーデン代表MFの動向を注意深く見守っていたエバートンが獲得へと動き出したが、クルセフスキは今後の去就の決断に慎重な姿勢を見せており、交渉は始まっていない。だが、移籍期間終了が目の前に迫る中でユーベは21歳MFの代理人と連絡を取り合い、今シーズン終了までの期限付きでの移籍へと向かっている。

 より多くの出場機会を求めるクルセフスキ自身も、再起を期すための新たな冒険を敬遠する様子はないようだ。新天地がどことなるのかも含め、今後の動向が注目されるところだ。

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