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マンU選手とラングニックの関係悪化?指導を「古臭い」と認識する選手も存在か

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選手たちがラルフ・ラングニック暫定指揮官に不満か

 マンチェスター・ユナイテッドの選手たちは、ラルフ・ラングニック暫定指揮官への不満を抱えているのかも知れない。『ESPN』が伝えた。

 成績不振によってオーレ・グンナー・スールシャール前監督を解任した後、今季終了までの暫定指揮官としてラングニック氏を招聘したマンチェスター・U。ドイツ人知将と来シーズンからの2年間はクラブ内のコンサルタント職へ移行する契約を結び、今季後半戦の挽回を目指したが、ここまで公式戦12試合で6勝4分け2敗と波に乗れていない。

 FAカップでも4回戦で敗退し、批判が強まる中、指揮官と選手の関係悪化が伝えられている。『ESPN』によると、選手たちはラングニック氏のやり方に不満を抱えており、一部ではトレーニングセッションを「古臭い」と認識しているという。関係者によると、トレーニングの多くは組織的な動きの改善に重点を置いており、特定のスキルを磨くためのセッションはあまり行われていないようだ。

 また、コーチングセッションの大部分をアシスタントのクリス・アルマス氏に任せていることも混乱を招いている模様。元アメリカ代表の同氏だが、これまで北米以外で指導を経験したことはなく、最後に指揮を執ったトロントFCでも15試合中2勝のみで解任されていた。そんなアルマス氏を、『Apple+』のヒットコメディ番組内で登場する不運なアメリカ人監督「テッド・ラッソ」と揶揄する選手も中には存在するという。

 過密日程が続く中、23日にはアトレティコ・マドリーとのチャンピオンズリーグも控えているマンチェスター・U。しかし、難しい時を迎えている。

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