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長谷部誠の代役に異例の最低点…独誌が2失点関与のヒンターエッガーに厳しい指摘

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 フランクフルトがボルフスブルクに0-2で敗戦。ドイツ誌『キッカー』では離脱中の長谷部誠の代わりにプレーしたオーストリア代表DFマルティン・ヒンターエッガーに異例の最低点がつけられた。

 5日に行われたブンデスリーガ第21節シュツットガルト戦の終盤に同僚GKケビン・トラップとのアクシデントに見舞われた長谷部は気胸が診断され数週間の離脱を強いられることが決定。そして、オリバー・グラスナー監督は12日のボルフスブルク戦はヒンターエッガーを3バックの中央で先発起用すると、同選手は前半28分にボルフスブルクFWマックス・クルーゼへのファウルで失点に結び付くPKを献上し、後半アディショナルタイムにはクリアミスを犯し相手FWドディ・ルケバキオによるゴールをお膳立てしてしまっている。

 この試合のフランクフルトについて「ポゼッションでは大きく上回りながら、攻撃面では驚くほどアイデアに欠けていた」と分析する『キッカー』は最前線のラファエル・ボレや負傷明けで先発復帰の鎌田大地らをチームワースト2位タイの「5」と酷評。単独ワーストは稀にしかつけられない最低点「6」のヒンターエッガーだった。2失点に関与したことや、「ビルトアップが酷すぎる」と厳しい評価が下され、同選手にとって「フランクフルトでのこれまで最低の試合」だったとまで記されている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 2019-20シーズンはセンターバックとして9得点を記録し、そのキャラクターも親しまれることから現地ではチャントが作られるほどの人気を誇るヒンターエッガー。今季は肩や足首の負傷、内転筋の問題などに苦しみながらほとんどの試合に出場してきている。『キッカー』は他のメンバーの起用や4バックフォーメーションへの変更などもリスクのためその起用に示す一方で、「ただし普通にパフォーマンスベースに考えれば、ヒンターエッガーは土曜日のケルン戦ではピッチに立つべきではない」と強調。長谷部が不在の中、グラスナー監督がとる選択に注目したいところだ。
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