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PSG戦の内容に納得できず?レアル・マドリー上層部、アンチェロッティの采配に不満か

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カルロ・アンチェロッティ監督

 レアル・マドリー上層部は、パリSG戦でのカルロ・アンチェロッティ監督のアプローチに不満を持っているようだ。『ESPN』が伝えている。

 15日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ラウンド16ファーストレグで、レアル・マドリーはパリSGと敵地で対戦。相手に圧倒される時間続くも守護神ティボー・クルトワ活躍でなんとかしのいでいたが、後半アディショナルタイムにキリアン・ムバッペの劇的な決勝弾を許し、0-1で敗れた。

 スタッツ面では結果以上に大きな差が付いたこの試合。パリSGの枠内シュート8本に対してレアル・マドリーはゼロに終わるなど、内容でも難しい試合となっていた。

 そして『ESPN』によると、レアル・マドリー上層部はこの試合内容を受け、チームのパフォーマンスに不満を抱えているという。特に守備的なアプローチを採用したアンチェロッティ監督、そしてムバッペの脅威に苦しみ続けたダニ・カルバハルに納得していないようだ。なおその一方で、チーム内では0-1の結果に安堵する関係者も多かったという。

 アンチェロッティ監督は試合後「すべての面で苦しんでしまった」と認め、さらに決勝点のエンバペに対しては「アンストッパブル」と脱帽するほかなかった様子。カゼミーロやクルトワも、チームが機能していなかったことを嘆いていた。

 1点差のため、ホームでのセカンドレグで逆転のチャンスを大いに残すレアル・マドリー。しかし、カゼミーロとフェラン・メンディが累積で出場停止と、チームにとって大きな痛手となっている。

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