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土壇場同点弾のズウォレ中山雄太を指揮官が絶賛「最重要選手。メンバー表に常に一番に名前を書く」

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貴重な同点弾を挙げた中山雄太

 ズウォレのディック・スロイデル監督は、貴重な同点弾を挙げた中山雄太を絶賛した。

 20日に行われたエールディビジ第23節でズウォレはホームでフローニンゲンと対戦。今シーズン公式戦23試合目の出場を果たした中山は、センターバックとして先発出場する。前半のうちにFKから失点したズウォレは1点が遠く試合は後半アディショナルタイムに。すると左からのCKをファーサイドの中山が合わせて貴重な同点弾をマークして試合は1-1のドローで終わった。

 今シーズンここまで最下位と厳しい戦いの続くズウォレに貴重な勝ち点1をもたらし、試合後には丁寧にホームサポーターに挨拶をして回った中山について、スロイデル監督は「ユウタの人間性を見せた瞬間だった。一流のプロフェッショナルだ」と話し、称賛を続けた。

「ユウタはとても懸命にすべてのことをやっている。トレーニングだけの話ではない。試合への準備を見ればわかるが、試合の数日前から相手のことをすべて知っていた。1週間にわたって分析していたんだ。彼に必要なことをしっかりと理解しているから食事面などもしっかりと管理している」

「ユウタは間違いなくPECで最も重要な選手だ。ラインナップを作るとき、私はいつだって最初の1人目として彼の名前を書いている」

 さらに、同指揮官は今冬の移籍市場で日本代表DFを失いたくはなかったとも明かしている。

「500万や600万ユーロのオファーが舞い込んでいれば、それ以上を望むことはできないし、受け入れていただろう。しかし、ユウタのような選手を数十万ユーロで売ることなんてできない」

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