レアル・マドリーは、パリSGFWキリアン・ムバッペが今夏に加入することを確信しており、パリSGの契約延長オファーなどにも動じていないという。スペイン『マルカ』が報じている。

　現在、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で対戦中のレアル・マドリーとパリSG。パリSGが圧倒した第1戦では、何よりも決勝点も記録したムバッペの存在感が際立ち、「次世代」最高の選手候補を「現世代」に変えたようでもあった。

　今季限りでパリSGとの契約が切れるムバッペは、今夏でのレアル・マドリー移籍が内定しているとされるが、パリSGは慰留をあきらめておらずここ最近に新たな契約延長オファーを提示したと報じられた。さらにイギリス『ザ・タイムズ』は、レアル・マドリーがパリSGのこうした動きを受けて、移籍を確実とすべくムバッペに重圧をかけたと伝えている。

　しかしながら『マルカ』によれば、レアル・マドリーはムバッペに何も重圧をかけていないことを強調しているという。

「彼はもう、十分我慢しているんだ」

　レアル・マドリーは、ムバッペ本人と移籍に関して合意している事実自体は認めないながら、上記のような言葉を口にして、落ち着きぶりをアピールしているとのことだ。この報道通りであれば、ムバッペが今夏レアル・マドリーに加わるという決意は、相当に固いということになりそうだ。

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