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「ムバッペは止められない」敵将・アンチェロッティ監督も唸る

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 レアル・マドリーは15日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第1戦でパリSGに0-1で競り負けた。終了間際の90+4分、FWキリアン・ムバッペに決勝点を許した。

 ムバッペは一瞬の加速で2人を抜き去ると、右足シュートでGKティボー・クルトワの股を抜き、決勝ゴールを挙げた。敵将のカルロ・アンチェロッティ監督はムバッペに脱帽。「ムバッペは止められない。私たちは彼をコントロールしようとした。ミリタオはとてもよくやってくれたが、ムバッペはいつでも変化を加えることができる選手で、最後の最後でそれをやってのけた」と唸るしかなかった。

 第2戦は3月9日にレアル・マドリーのホームで行われる。

「セカンドレグに向けては楽観的でいる。それは確かだ。ファーストレグでは、パリSGの方がうまくやった。セカンドレグではもっとうまくやらなければならない。今度はホームで試合ができる。アウェーゴールルールの心配もない。これは私たちにとってありがたい。私は楽観的だよ。パリSGが少し有利なのは間違いないが、今度はベルナベウで試合を行う。この点差なら巻き返せると信じている」

「多くの点で苦しめられたのは事実だ。サイドや中盤では、相手の圧力で苦しんだ……。いつもなら失敗しないところでパスミスをしてしまった。もっとやらなければならないのは明らかだが、自分たちの持っている特性を変えることはできない。いつもはうまくボールをコントロールできるが、今日はそうではなかった」

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