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物議醸す判定に泣かされたエバートン、ランパードは不満「3歳の娘でもわかる。間違った判定」

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フランク・ランパード監督

 エバートンフランク・ランパード監督は、マンチェスター・シティ戦での判定への不満をあらわにした。

 26日に行われたプレミアリーグ第27節で、エバートンはホームでマンチェスター・Cと対戦。試合を優位に運ばれるも踏ん張っていたエバートンだが82分にゴールを許し、そのまま試合は動かず0-1で敗れた。

 しかし、この一戦では終盤の判定に注目が集まっている。失点直後の85分にボックス内でマンチェスター・Cのロドリの伸ばした右腕の肘付近にボールが直撃。VARレビューでハンドは認められなかったが、アシスタントコーチのアシュリー・コール氏は激高してイエローカードを受けた他、現地解説者や元選手などから疑問の声も上がっている。

 ランパード監督は試合後にイギリス『スカイスポーツ』で「VARはレビューを行い、ペナルティではないという決断を出すのに2分も掛かったし、腕は不自然な位置にあった」と話し、不満を続けた。

「私には3歳の娘がおり、彼女でもあれはペナルティだと君たちに伝えられるはずだ。我々は下位を争い、彼らは首位を走っているから、ペナルティの判定が難しいものだとは思わない。反射的にあのようなプレーになったかはわからない。それに、ハンドを検討するために2分間を掛け、そして間違った判定を下した。これは過ちだ」

 一方のマンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督は、エバートンにPKが与えられなかったのは直前のプレーでリシャルリソンがオフサイドだったからだとコメント。試合後に「あれはオフサイドだった。VARがオフサイドだと判断した。ただ、私は画像を見ていない」と話していた。

 なおプレミアリーグの見解によると、ハンドと判断される上腕の下半分にボールが当たったかの“決定的な証拠がない”ことがPKなしの判定に至った理由のようだ。

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