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バルセロナ加入後6試合5得点のオーバメヤン、スペイン紙「ダービッツ超えてクラブ史上最高の冬の補強選手かも」

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バルセロナFWピエール・エメリク・オーバメヤン

 FWピエール・エメリク・オーバメヤンが、この冬に加入したバルセロナで大車輪の活躍を見せている。

 この冬の移籍市場でアーセナルを離れてバルセロナに加入したオーバメヤンは、シャビ・エルナンデス監督率いるチームの躍進のカギになりつつある。27日のラ・リーガ第26節ビルバオ戦(4-0)では、37分にチームの先制点を記録して、バルセロナ加入後の成績を6試合5得点とした。

 すでに5回も前宙を披露しているオーバメヤンは、バルセロナが冬に獲得した選手の中で、歴代最高の成果を挙げる存在になるのかもしれない。そう指摘するのは、スペイン『マルカ』だ。同紙は電子版の記事内で、次のような文章を記している。

「冬の移籍市場は、歴史的にバルサに大きな成果をもたらしてこなかった。エドガー・ダービッツを例外として、これまでは」

「これまでは、と記したのは、ピエール・エメリク・オーバメヤンがダービッツを引きずり下ろして、クラブ史上最高の冬の補強選手となる道を歩んでいるからだ。マテウ・アレマニー(フットボールディレクター)は、なんてヒットを飛ばしたのだろう!」

「バルセロナはルイス・スアレスが退団してから、彼レベルのセンターフォワードを擁することができていなかった。すべてを勝ち取ることを希求するクラブにとっては、長すぎる時間だった」

 なお、以上の文で挙げられている元オランダ代表MFエドガー・ダービッツ氏は、2003-04シーズンの冬の市場でユベントスからのレンタル移籍でバルセロナに加入。当時、絶不調だったバルセロナで中盤のダイナモ、または前線のFWロナウジーニョ氏が輝くための黒子、カバー役として活躍した。そこから凄まじい追い上げを見せたバルセロナは、最終的にはラ・リーガを2位でフィニッシュ。ダービッツ氏退団後の翌シーズン以降はMFデコ氏が似た役割を引き受けて、クラブ有数の黄金時代が築かれていった。

 オーバメヤンは、そんなダービッツ氏を超える存在になれるのだろうか。

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