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CLでレアル破る偉業も…シェリフ指揮官が母国ウクライナ軍で兵役中

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シェリフのユーリ・ベルニダブ監督

 昨年9月のUEFAチャンピオンズリーグでレアル・マドリーを破ったことで知られるシェリフのユーリ・ベルニダブ監督(56)が、ウクライナ軍の一員として兵役していることが分かった。『ESPN』『マルカ』など欧州大手メディアが伝えている。

 シェリフはモルドバ・ティラスポリをホームタウンとする同国を代表する強豪クラブ。今季は同国のクラブ史上初めて欧州CL予選プレーオフを突破し、本大会に出場した。本大会では初戦でシャフタール・ドネツク、第2戦でレアル・マドリーを破る快進撃を披露。だが、その後の4試合は1分3敗に終わり、決勝トーナメント進出はならず、UEFAヨーロッパリーグプレーオフでもブラガにPK戦の末に敗れ、欧州コンペティションから姿を消した。

 2月中旬から下旬にかけてホームアンドアウェーで行われたELプレーオフでは指揮をとっていたウクライナ出身のベルニダブ監督。だが、その後はロシアの侵攻を受けるウクライナの軍で兵役に就き、防衛任務に従事しているようだ。

 『マルカ』紙によると、シェリフでプレーするDFグスタボ・ドゥラントは自身の公式ツイッター(@GDulanto)に「神よ、ユーリを守ってください。彼はウクライナに向かった」と投稿。また同紙は、指揮官が軍服に身を包んで他の兵士と写真撮影している姿がソーシャルメディア上に出回っていることを紹介している。

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