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「ディバラはユーべと契約延長すべき。28歳で金銭面重視は…」サレルニターナ幹部が持論

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ユベントスのFWパウロ・ディバラ

 サレルニターナのバルテル・サバティーニSD(スポーツディレクター)が3日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、元フランス代表MFフランク・リベリやユベントスのFWパウロ・ディバラ、対戦相手のインテルなどについて語った。

 昇格組のサレルニターナは今シーズン、最下位と低迷を続けてきたが、先月、セリエA残留請負人のダビデ・ニコーラが指揮官に就任。19日の初陣でミランから1ポイントをもぎ取るなど、風向きが変わりつつある。サレルニターナはそんな中、4日のセリエA第28節において、公式戦5戦未勝利と不振が続くインテル戦との対戦に臨む。サバティーニSDは自身の見解を示した。

「試合とは、勝利を収めるためにプレーするべきものだ。ただ、インテルが危機的状況にあるとは思えない。それでもサレルニターナは調子が上がっており、勝利を目指してプレーするつもりだ。チームのことは信頼している。きっとこの状況から脱出できるはずだ。消極的では何も解決できない。多少大げさでも構わないので、大胆な考えを持つべきだ。ニコーラは素晴らしい仕事を見せており、すでに明らかな改善が見えている」

 続いてサレルニターナSDは、深夜の交通事故によりクラブから罰金処分を科されたリベリに言及した。

「リベリはこのチームの選手たちにとって偉大なチームメートだ。トレーニングでは、同僚全員にアドバイスを与えたり、注意をしたりしてくれている。非常に積極的にチームに関わっていて、孤立などしていない。まだ試合を変えられる力も持っている。事故で負傷しなかったことが重要だ」

最後にサバティーニSDは、今シーズン終了後に所属先ユベントスとの契約切れが迫る28歳のディバラに言及。「ユベントスで評価されているのだから、契約を更新するべきだ。金銭面だけを重要視するべきではない。彼の年齢なら、金銭面を決定的な要素とするべきではない」と述べ、契約延長を勧めた。

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