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伊代表指揮官マンチーニ、W杯出場権獲得に自信「厳しい10日間だが選手たちを信頼」

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イタリア代表ロベルト・マンチーニ監督

 イタリア代表指揮官ロベルト・マンチーニが7日、フィレンツェで行われたスタディオ・アルテミオ・フランキの再開発プロジェクト発表会に出席した際、今月末に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフなどについて語った。『Goal』の取材により明らかになった。

 ロシアW杯出場権を逃した直後の2018年5月に発足したマンチーニ監督体制のイタリア。2021年は、1年遅れで開催されたEURO(ユーロ)2020でヨーロッパの頂点に輝いた一方、カタールW杯欧州予選で同グループのスイスに競り負けて1位に与えられる出場権を取りこぼすなど、激動の年となった。

 グループ2位でプレーオフへと回ったイタリアは24日、北マケドニアとの準決勝に臨むが、2大会ぶりの本大会出場を決めるには30日の決勝へ進出し、ポルトガルvsトルコの勝者に勝利を収めなければならない。マンチーニ監督はアッズーリに待ち受ける険しい道のりについて、自身の見解を示した。

「イタリアは自らの手で難しくしてしまった。だが自分たちには乗り越える力があることを知っている。おそらく(北マケドニアとの)初戦が最も難しいはずだ。だが会場はパレルモであり、観客がチームの支えになってくれるはずだ。厳しい10日間が待ち受けているが、私は選手たちを信頼していて楽観視している。だが正直、ここへ来ることは避けたかった。この時期はフィジカルコンディションが重要になるだろう」

 かつてゼニトの指揮官としてロシアで活動した経験もあるマンチーニ監督は、ウクライナを巡る世界情勢にも言及した。

「痛ましい状況だが、非常に難しい日々を送るウクライナ市民のために何か行動を起こさなければならない。ロシアでも大多数の人々がこの紛争やいま起きていることに反対しているように思う。このすべてが現実のこととは思えないほどだ」

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●カタールW杯各大会予選一覧
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