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ユーべと契約切れ迫るディバラにキエッリーニ「僕やメッシは無所属でも集中して優勝した」

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ユべントスに所属するイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ

 ユべントスに所属するイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが10日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、チームについて語った。

 37歳のユーべのバンディエラは、昨夏からマッシミリアーノ・アッレグリ指揮下で再出発したチームについて自身の見解を示した。

「実質11月から成長のプロセスが始まったと言える。最初の数カ月は適応期間のようなものだったし、南米の重要な代表選手が不在で苦労したが、11月以降はすべてが変わった。アタランタとの直接対決やインテルとのスーペルコッパをのぞけば、チームは継続性を示したと言えるだろう」

「それから(デニス)ザカリアと(ドゥシャン)ブラホビッチの加入がチーム全体に新たな熱狂をもたらした。チームは成長を見せており、この調子で続けていく必要がある。土曜日(12日)からは重要な1週間が始まる。サンプドリア戦は難しい試合になるだろうし、その後は重要な目標であるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の試合もある。次へ進むことが極めて重要だ」

 指揮官のアッレグリは今シーズンの目標をスクデット獲得としていないが、キエッリーニはこの点について持論を展開した。

「現実的になる必要がある。ただ、ファンは夢を見て良いはずだし、それが僕らのエネルギーになる。まだ多くの試合が残されており、あらゆる可能性があるが、僕らは目の前の1試合に集中するべきなんだ。だから今のところ、スクデットは“ファンの夢”のままであるべきだろう」
最後にキエッリーニは、今シーズン終了後に契約満了を迎え、来シーズンの去就が不透明となっているFWパウロ・ディバラについて言及した。

「パウロはトレーニングに参加し、状態は良くなっている。契約切れになる時に気分? ピッチに集中するべきであり、他のことは後で考えるべきだ。例えば僕や(リオネル)メッシは無所属のままでEURO(ユーロ)やコパ・アメリカで優勝している。こうした状況においても良いパフォーマンスを見せることはできると思う。現代のカルチョとはこういうものだし、こうした現状に慣れて共存していくべきだ」

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