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ネビル氏、古巣マンUのCL敗退に「驚きはない」…皮肉交じりに唯一の利点にも言及

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CL敗退のマンチェスター・ユナイテッド

 元マンチェスター・ユナイテッドのギャリー・ネビル氏は、UEFAチャンピオンズリーグ敗退の決まった古巣について語った。

 先日のチャンピオンズリーグラウンド16セカンドレグでアトレティコ・マドリーに本拠地で敗れ、大会からの敗退が決まったマンチェスター・U。すでにFAカップ、リーグカップでも敗退し、プレミアリーグで上位を捉えることはほぼ不可能であることから過去40年間で最悪となる5年連続の無冠が決定的になった。

 さらに、クリスティアーノ・ロナウドやブルーノ・フェルナンデスら世界的な選手を擁するもトップ4確保すら厳しい状況に陥る古巣について、ネビル氏はイギリス『スカイスポーツ』で「昨夜に敗退したマンチェスター・ユナイテッドの唯一のメリットは、これでリーグに100%集中できることで、チャンピオンズリーグ出場権獲得が彼らの最優先事項だ」と話し、自身の考えを続けた。

「トップ4で終える最大のチャンスはおそらくチャンピオンズリーグからの敗退だったから、これで彼らはこのことだけに集中できる。しかし、惨めな夜だったから彼らの自信にどのような影響があるか定かではない。私は昨夜スタジアムにいて、試合後にピッチに降り、近くで失望や落胆の様子を目にした」

「彼らはかなり困惑していた。失望や落胆、動揺が見て取れた。彼らは後半に活気を失っていた。プランがなかったんだ。最初にあった勢いが徐々に失われていった。0-1でリードを許して迎える際に期待されるような終わり方ではなかった。本当に悪い瞬間だったが、驚きはない」

 また、ネビル氏は古巣が現在抱える問題を指摘した。

「3-2で勝利したスパーズ戦の後でもネガティブな思いを抱いていた。スパーズ戦のパフォーマンスで彼らはアトレティコに負けると感じたし、実際にそうなった。アトレティコはオーガナイズされ、コンパクトで、戦うチームだ。前線と中盤にクオリティもあり、この結果は決して驚きではない」

「このマンチェスター・ユナイテッドが問題を抱える場所を見つけることはそんなに難しいことではない。オーガナイズされ、コンパクトな良いチームと戦う時はいつだって、彼らがやられてしまうように見える。トッテナム戦のように時々上手くいきもするが、頻繁に負かされている」

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