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イブラと比較の23歳の逸材FW、インテルやユーべの熱視線に「決断の時は気持ちに従う」

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サッスオーロに所属するイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカ

 サッスオーロに所属するイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカが、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、自身の去就などについて語った。

 23歳のスカマッカは今シーズン、リーグ戦で12得点をマークしてサッスオーロをけん引。先月、ジュゼッペ・メアッツァで行われたインテル戦では、チームの2点目を挙げて2-0での番狂わせにも貢献した。そんな若き逸材には、インテルやユベントスなどのビッグクラブから熱視線が注がれている。過去にはオランダのズヴォレやPSVに所属した経験も持つサッスオーロFWは、来シーズン以降の去就について問われると、自身の考えを明かした。

「インテルとユーベが僕を欲しがっているって?そのことは考えないようにしている。だが自分に限界を設定したことは一度もない。決断の時が来たら自分の気持ちに従うつもりだ。僕はイタリア国外でプレーしたこともある。その選択肢を再び選ぶことも恐れていない。ビッグクラブの関心が囁かれていることは、うれしいことだし、刺激になる。だがメルカートのことは、あまり意識し過ぎないようにしている。こういった状況が、急に具体化するわけではないしね」

 スカマッカを巡っては、ミランに所属する40歳のスーパースター、FWズラタン・イブラヒモビッチと比較する声も聞こえる。

「彼はカンピオーネ(王者)であり、あれほどのカンピオーネに近づけたことは、うれしい限りだ。だが僕には自分のプレースタイルと進むべき自分の道がある」

 さらにサッスオーロFWは、カタール・ワールドカップ出場を懸けてヨーロッパ予選プレーオフに臨むイタリア代表に言及。「重要な瞬間であることは全員が理解している。集中して全力を尽くさなければならない。プレーオフは勝つしかない」と述べた。

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