beacon

ミランDFトモリ、スクデットへ意欲「今が決定的な時期。僕らにはイブラやジルーがいる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

DFフィカヨ・トモリ

 ミランに所属するイングランド代表DFフィカヨ・トモリが、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、スクデット争いなどについて語った。

 昨年1月にチェルシーからミランに加入すると、ステファノ・ピオリ指揮下の守備の要として活躍を見せてきたトモリ。今シーズンのスクデット争いが佳境を迎える中、ミランDFが意気込みを示した。

「自分たちが望む場所へ到達するために歩むべき道は分かっている。ここから最後まで、すべての試合が決定的になる。すべての試合で勝利を収めることはできないが、挑戦つもりだ。カルチョとはこういうものだしね。現在は僕らが首位だが、最強チームが決まるのはシーズン終了時の順位表だ」

「今が決定的な時期であり、気を抜いてはならないことは分かっている。だがこのチームには偉大なカンピオーネ(王者)たちがいる。(マイク)メニャンは昨シーズンにリールでリーグ・アンを制したし、(オリビエ)ジルーはワールドカップ優勝経験がある」

「常軌を逸した精神力を持つ(ズラタン)イブラヒモビッチもいる。僕がチームに加入した時から、イブラは“勝つ”という言葉だけを繰り返している。試合や練習、あらゆる状況において勝たなければならないんだ。イブラは、ロッカールームからピッチに至るまで、常に声を響かせている」

 またトモリは、ミランでの1年間を振り返り、自身やチームの成長を感じていることを明かした。

「成長した実感がある。チームの大部分は昨年と変わっていないが、あれから個人レベルやチーム全体として経験値を積んだ。ピオリは飽きることなく僕らに指導を続けてくれる。おかげで毎日、何かを学び、成長しているように思う」

 最後にイギリス代表DFは、スクデットを獲得した場合のセレブレーションについて問われると、「まだどのようにするか正確には決めていない。だが(アレクシス)サレマーカーズと一緒に何か考えるつもりだ。ピッチで10キロ走る? そういったことでも尻込みするつもりはない」と明かした。
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP