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「うんざり」「彼は“ダイバー”ではない!」クロップ監督がマネの扱いに憤り

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 リバプールユルゲン・クロップ監督はFWサディオ・マネが“ダイバー扱い”されることに憤った。英『ミラー』が伝えている。

 リバプールは16日、アーセナルに敵地で2-0で勝利し、首位マンチェスター・シティとの勝ち点差を1に縮めた。FWディオゴ・ジョタが先制点を挙げると、負傷明けのFWロベルト・フィルミーノが勝利を決定づけた。しかし、クロップ監督は前半35分のシーンに怒りをあらわにしている。

 マネはセドリック・ソアレスに後ろからタックルされて倒れたが、アンドレ・マリナー主審はノーファウルと判断。ホームのファンや選手たちはマリナー主審に、マネに対するファウルを取るように要求した。クロップ監督はタッチライン上で激怒すると、主審に向かって激しくジェスチャーし、第4審判に詰め寄った。

「サディオ・マネの状況は、もううんざりだ!」と勝利の後、クロップ監督は怒った様子で語った。

「選手一人を取り上げて、彼らがやりたいようにできたはずだ、何もかも。ファウルされたのに、ファウルと認められなかったという話だ。試合とは関係ない場面でだ。まったくわからない」

「なぜサディオのところでフリーキックをもらえないのか、誰か説明してくれないか。彼がダイバーだとか、そんなことは言わないでくれ。私は誰よりも彼を知っているが、彼はそうではない!」

「もしかしたらあの場面は、明確なファウルではないかもしれない。だがいつもこうなんだ」とクロップ監督は続けた。

「もしかしたら、ちょっとした接触で倒れてしまうときもあるかもしれないが、それは状況を見ればわかる。 問題は、適切な(ファウルを受けた)場合であっても、彼の場合は認められないということだ」

 またクロップ監督は、後半にアーセナルのDFベン・ホワイトが "ノーコンタクト "で倒れ、フリーキックを獲得した場面も指摘した。

「サディオがあんなことをしたら、スタジアム全体が気が気でなくなるし、レフェリーも『大変なことをしてくれた』と思うだろう。私はそういう状況にうんざりしているし、だから少し怒っていたんだ」

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