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欧州スーパーリーグ構想の実現狙うユベントスへ…イタリア連盟会長が警告「リーグから追放される」

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 イタリアサッカー連盟 (FIGC) のガブリエーレ・グラヴィーナ会長が、ユベントスへ警告を発している。

 2021年4月、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長を中心に創設が発表された欧州スーパーリーグ構想。しかし、UEFAや複数のリーグ協会、さらにファンの強烈な反発に伴い、次々に加盟クラブが脱退を表明。創設発表から48時間以内に実現が困難となった。

 そんな欧州スーパーリーグ構想だが、未だレアル・マドリー、バルセロナ、そしてユベントスは実現に向けて意欲を見せている。先日、ユヴェントスのアンドレア・アニェッリ会長は「ヨーロッパサッカーは絶望的なほどに改革を必要としている。構想は失敗に終わったわけではない」と語っていた。

 だが、グラヴィーナ会長は『La Repubblica』に対して「あの計画は仮説の話。もしあれが実現すれば、ユベントスはイタリアリーグから追放されるだろう」と警告を発している。

 また同会長は「スーパーリーグは、本当に必要なものに対しての誤った答えだ」としつつも、「イタリアでも、リーグの質を向上させる方法や、現在ほとんど資金を集められていないアラブのような拡大する市場にとって魅力的になる方法を考えなければならない」と課題があることは認めている。
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