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再び物議醸すベイルだが…レアル・マドリーは意に介さず?「過去の人」と認識とも

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FWガレス・ベイル

 レアル・マドリーは、ウェールズ代表FWガレス・ベイルをすでに「過去の人」と見ているのかもしれない。スペイン『as』が伝えた。

 今季も度重なる負傷離脱を繰り返しているベイル。20日に行われたラ・リーガ第29節、バルセロナとの“エル・クラシコ”(0-4)もコンディション不良でベンチ外となっていた。

 しかし、ワールドカップ欧州予選プレーオフを戦うウェールズ代表には招集入り。そして24日の行われたオーストリア戦にキャプテンマークを巻いて先発すると、2ゴールを奪う大活躍を見せている。試合後、本人は「常に不快感はあるけど、どんな形であれプレーする準備はできているよ。このプレーオフは戦わないといけないことがわかっていたから、この試合だけに集中してきたんだ」と語っている。

 EURO2020の出場権を獲得した際にも「ウェールズ、ゴルフ、マドリー。この順番」と書かれたフラッグを持ったことが論争を呼んだベイル。度々「レアル・マドリー軽視」が物議を醸しているが、クラブ側は気に留めていないようだ。

『as』によると、レアル・マドリーはベイルを巡る何度目かの論争に「苛立ちはない。彼はもう過去の人間だと考えている」と指摘。契約が満了し、フリーで放出できる7月1日を待っていると伝えた。

 今季の出場270分間はすべてアウェイゲームであり、約2年間も本拠地サンティアゴ・ベルナベウでプレーしていないベイル。契約満了をもって退団することは既定路線なのかもしれない。

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