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イブラヒモビッチ「プレーを続けるのは俺より上手いヤツを見かけるまで。なのでまだプレーを続ける」

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FWズラタン・イブラヒモビッチ

 現在40歳のズラタン・イブラヒモビッチスウェーデン代表が24日に臨み、延長戦の末1-0で制したチェコとのプレーオフ準決勝は警告累積のため欠場。29日に行われるポーランドとのプレーオフ決勝を前に公式ウェブサイト『UEFA.com』のインタビューで、ミランへの思いや引退時期などについて言及した。

 2020年冬にミランに復帰したイブラヒモビッチは今シーズンのセリエAで8ゴールをマーク。「ミランのために強い気持ちを込めてプレーしているのはミランは俺に幸せを与えてくれたから。色んなものを与えてくれたし、俺が在籍したクラブで一番多くの年月を過ごしたのもミランだ」と語ると、同チームとともに今季UEFAチャンピオンズリーグを戦ったことについては「ナイスだったね」とコメント。同大会についてこのように続けた。

「魅力的な大会だ。俺はいくつかの気持ちいいゴールを決めてきた大会だし、欧州のベストに入るチームやプレーヤーたちと対戦できた。今までそれを優勝していないことについてどう思うか?もちろん、勝ち取れていたら素晴らしい。だが勝ち取れていなくても俺は選手として変わることはない。勝ち取れなかったらそれは俺がより優れたプレーヤーであることを示さない。ベストプレーヤーは俺だからね」

 自身の将来については「計画を立てたりしないね。何が起きるのか様子を見ようじゃないか」と語るイブラヒモビッチ。「俺はフットボールを辞めて、後からまだフットボールを続けられたと言ったり、後悔したくない。そうすると一生後悔するからだ。俺は可能な限りプレーを続けたい。実際、プレーを続けるのは俺より上手いヤツを見かけるまでだ。なので俺はまだプレーを続ける」と強調した。

 イブラヒモビッチは若手にはどのようなアドバイスを送るのだろうか。

「『子供にはどんなアドバイスをするのか?』と聞かれたら普通のことを言うと思う。『自分を信じ、ハッピーでいて絶対に諦めるな』とかのようなことを。そう話すのは簡単だが、それを貫くことこそ一番難しい部分だ。身の回りにポジティブな人たち、ポジティブなエネルギーを置くことにより、あらゆることをより遂げやすくする雰囲気が作り出されるから、それは大きな助けになる。周りにネガティブな人たちがいると、彼らに引きずり下ろされてしまう。まるで君に成功して欲しくないようにね。だから俺のアドバイスは『余裕を持て、すべてが可能だ。でも君次第だ』」

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