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イタリアが2大会連続で不在のW杯にFIFA会長も悲嘆「泣きそうなほど。悲しい事実」

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W杯予選で敗退したイタリア代表

 FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長が31日、イタリア国営放送『Rai』のインタビューに応じ、イタリア代表がカタール・ワールドカップ(W杯)で不在となることを嘆いた。

 ロベルト・マンチーニ率いるアッズーリは先月24日、W杯欧州予選プレーオフの準決勝で北マケドニアに0-1でまさかの敗戦。イタリア代表史上初めて2大会連続で出場権の獲得を逃した。そんなアッズーリの悲報に、FIFAのインファンティーノ会長も動揺を隠せない。両親がイタリア出身であり、自身もスイスとイタリアの二重国籍であるFIFAのトップは、自身の落胆ぶりを吐露した。

「本当に泣きそうなほどだ。すべてのイタリア人にとって悲しい事実だ。アッズーリが出場できないのは2大会連続であり、次のW杯で出場権を獲得したとしても、12年間にわたってこの大会で不在ということになる」

 インファンティーノ会長は、イタリアが世界の頂点に立った1982年スペイン大会や4位となった1978年アルゼンチン大会の思い出を語りつつ、W杯に出場することの重要性に言及した。

「私がまだ子どもだった頃を思い出す。1978年や1982年のW杯を見て感動を味わった。W杯は、このスポーツが大好きになるきっかけになる大会でもあり、イタリアの若者たちのことを思うと悲しい。だができることは何もない。現在、W杯は4年ごとに開催され、32カ国が出場権を獲得するということになっている」

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