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シャビ、33歳ブスケツのバルセロナ退団を考えず「私のプレースタイルであれば最高の彼を引き出せる」

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バルセロナシャビ・エルナンデス監督

 バルセロナは2日にラ・リーガ第30節、本拠地カンプ・ノウでのセビージャ戦に臨む。前日会見に出席したシャビ・エルナンデス監督は、勝利したクラシコに続き、勝ち点3差で2位につけるチームとの対戦を「もう一つの決勝」と形容している。

「私たちにとってはもう一つの決勝だ。ここまで良い結果を手にしてきて、今回は2位に届くチャンスとなった。自分たちのダイナミズムが素晴らしいことを確かめられたらいいね」

「セビージャは私が称賛し、尊敬する監督が率いる力強いチームだ。セビージャというクラブ自体も素晴らしい仕事、補強を実現している。彼らはここ3試合をドローで終えているね。観客の応援を期待しているよ」

 先にはMFセルヒオ・ブスケツが将来的な引退のビジョン(バルセロナを考えて欧州以外のクラブに移籍して引退)について語っていたが、シャビ監督は33歳の同選手がまだまだバルセロナでプレーできることを強調した。

「まず、ブスケツはまだまだできると見ている。出ていく必要なんてないんだ。私は現在のゲームモデルがあることで、彼から最大限の成果を引き出せると思っている。まだ時間は残っている」

 ブスケツはアンカーの後継について、MFフレンキー・デ・ヨングよりMFニコの方がより適正があると話していたが、これについてチャビ監督は「ニコはインサイドハーフ寄りの選手だと思っている。彼(ブスケツ)がいなくなった日に考えるべきことで、今は関係がないだろう」と述べた。

 バルセロナ指揮官はまた、再び契約延長交渉に望むことも噂されるFWウスマン・デンベレについても触れた。

「彼は幸せなようだ。私に不満は何もない。彼は凄まじいレベルの選手で、しっかりと努力すれば彼のポジションにおいて世界最高の選手になれる。それに、今の彼は違いを生み出している。私の望むプレースタイルにおいて、彼はとても素晴らしい選手なんだ」

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