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ウクライナの強豪シャフタールがトルコで活動再開へ、PSGらと平和を願う慈善試合を計画か

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 イタリア人指揮官ロベルト・デ・ゼルビ率いるウクライナの強豪シャフタール・ドネツクが、ヨーロッパツアーを計画し、活動を再開する。7日、『GOAL』の取材により明らかになった。

 ロシアによるウクライナ侵攻により、1カ月半にわたって活動が停止しているシャフタール。イタリア人指揮官のデ・ゼルビやスタッフらは侵攻直後、戦火をくぐり抜けて活動拠点としていたキーウを脱出した一方、ウクライナに残った下部組織の指揮官がロシアの攻撃の犠牲となったことも伝えられた。

 ウクライナ国内で依然として厳しい状況が続く中、シャフタールは国外での活動開始を模索。トルコに集合して練習を再開し、ヨーロッパで平和のためのチャリティーツアーを行う見込みとなっている。親善試合は、地元トルコのクラブやパリSG、セビージャなどとの対戦を計画。チケット収入などによる売り上げは、すべてウクライナ市民の人道支援に充てられる。

 シャフタールのダリヨ・スルナSD(スポーツディレクター)は、「UEFAからヨーロッパで親善試合を開催する許可が出た」と報告。「4月13日にベシクタシュ戦、19日にフェネルバフチェ戦を予定しており、続いてセビージャ、ハイドゥク・スピリト、PSG、ラツィオと対戦する」と述べた。
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