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アトレティコ退団のスアレスが涙「みんなに感謝したい。一生忘れることはないだろう」

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アトレティコ・マドリーを退団するFWルイス・スアレス

 今季限りでアトレティコ・マドリーを退団するFWルイス・スアレスがホーム最終戦で涙を流した。

 19-20シーズン終了後にバルセロナから戦力外通告を受けたスアレスは、新シーズンからアトレティコに加入。変わらぬ得点力を発揮して32試合21得点を挙げるなど、チームのラ・リーガ制覇に大きく貢献した。今季も34試合に出場して11得点を挙げていたが、15日のホーム最終戦セビージャ戦前にクラブが正式に今季限りでの退団を発表した。

 セビージャ戦に先発出場したスアレスは、後半20分までプレー。FWマテウス・クーニャと代わってピッチを後にする際には、スタジアムはスタンディングオベーションに包まれ、ベンチに下がったスアレスは感極まった様子でタオルで顔を覆った。

 そして、試合後にワンダ・メトロポリターノに集まった観客の前で別れの挨拶をする時にも涙を流し、クラブへの感謝を示した。

「アトレティコのファン、スタッフ、毎日ここで働いている人たち、みんなに感謝したい。このクラブに来てから僕が受けた愛情は感動的で、一生忘れることはないだろう。感謝の気持ちでいっぱいだ」

「困難な状況の中、僕を受け入れてくれたチームメイトたちには感謝していたし、ピッチで恩返しをしなければならなかった。昨年はリーグ優勝を果たしたが、残念ながらファンの皆さんと一緒に祝うことはできなかった」

「家族も僕も常に感謝しているし、どこにいてもアトレティコファンであることは変わらない。これからも心に刻んでいくよ」


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