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ラカゼット、アーセナル退団で感謝の言葉「一生アーセナルファンだ」

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FWアレクサンドル・ラカゼットが退団へ

 アーセナルは、FWアレクサンドル・ラカゼットの退団を発表した。

 2017年夏にリヨンからアーセナルに加入したラカゼット。公式戦200試合以上でプレーし、今季途中からはFWピエール・エメリク・オーバメヤンの代わりに主将を務めて、トップ4フィニッシュに限りなく近づいた若きチームを支えた。

 しかし、今夏に満了を迎える現行契約は依然として更新されてはおらず、退団の可能性が高まっていた中、アーセナルは3日にラカゼットの退団を発表した。ミケル・アルテタ監督はクラブの公式ウェブサイトで「ラカは我々にとってのファンタスティックな選手だ。ピッチ内外で本物のリーダーであり、若手にとても大きな影響を与えた。彼の献身性は素晴らしかった。我々は彼と彼の家族の成功と幸せを祈っている」とコメント。そしてラカゼット本人は、以下のように感謝の言葉を残した。

「子供の頃から夢見ていたクラブでプレーすることは喜びだったから、良い思い出すべてを残しておきたい。アーセナルで5年間プレーできてとても幸せだった」

「スタジアムにはクラブ年間最優秀選手賞を受賞した選手たちの名前が載っているボードがあり、僕の最初のシーズンの時、父に『いつの日かここに僕の名前を載せたい』と言ったよ。だから、(2019年の年間最優秀選手に輝き)ここに名前を載せられたことをとても誇りに思う」

「トレーニング場やスタジアムを我が家のように感じていた。“僕の庭”と呼んでいたぐらいだ! アーセナルに来た時、僕は子供のようだったし、ほとんど話せなかった。それから年月が経ち、英語も上達し、選手やスタッフとの関係も強くなった。だから、今の自分のことをうれしく思う」

「加入した時には大きな期待があったし、歓迎も最高だったから、感謝を伝えたい。このチームのためにプレーすることは心地が良く、このスタジアムでファンと5年間を過ごせたことは最高だった。僕はこれからもこの関係を保ち続ける。子供の頃からアーセナルを応援していたから、これからも彼らを応援し続ける。そして、このスタジアムに帰ってきたい。僕たちはいつもこうに言っている。『一度グーナーになれば、いつまでもグーナーだ』とね」

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