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久保建英の去就に影響も?レアル・マドリー、今夏に最大9選手が退団か

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日本代表のMF久保建英

 レアル・マドリーは今夏、最大9人の選手が退団することになるようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

 2021-22シーズンはラ・リーガを制し、さらに先日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝ではリバプールを1-0で下してビッグイアーを獲得、史上最多14度目の欧州王者に輝いたレアル・マドリー。偉大なシーズンは終わったばかりだが来季へ向けた動きも進めており、先日にはドイツ代表DFアントニオ・リュディガーと契約したことを発表している。

 その一方で、すでに主将マルセロ、イスコ、そしてガレス・ベイルの契約満了に伴う退団も決定している。だが『マルカ』は「変革はまだ終わっていない」とし、将来が不透明な選手がさらに6人いると指摘した。そしてその6人とは、ダニ・セバージョス、マルコ・アセンシオ、ルカ・ヨビッチ、マリアーノ・ディアス、ヘスス・バジェホ、アンドリー・ルニンのようだ。

 セバージョスとアセンシオは「他チームでプレーするか、レアル・マドリーで出場時間を追求するか」とし、ある程度の出番は得ているものの現行契約は来季限りであり、契約更新オファーも現時点ではないという。またマリアーノ、ヨビッチ、バジェホは「最も明確なケース」とし、レアル・マドリー側は放出を希望していると指摘。一方出場機会を望むルニンに関しては「第2GKを失いたくない」としつつも、契約延長をした上でレンタル放出の可能性を探ることになるようだ。

 さらに『マルカ』は、「最大9人を放出することは想像に難くなく、これがレンタル選手や若手に影響を与えることは間違いない」とも指摘。来季は最大6つのコンペティションを戦うこともあり、カルロ・アンチェロッティ監督などは「数は少なくても質の高い選手の補強が必要」と考えていると伝えた。

 その上で、現在レンタル中の選手にも言及。久保建英やアルバロ・オドリオソラらは「明るい未来を持つほんの一部の選手に過ぎない」としつつ、「クラブの幅広い方針次第で去就が決まる選手もいる。そしてどの選手も、アンチェロッティのチームに入るのは難しいだろう」と来季もトップチーム合流は難しいとの見解を示した。

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