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サポーターの“暴走”にプレミアリーグが声明「違法である」「重大な傷害を引き起こす可能性がある」…新対策を導入へ

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優勝決定後にピッチになだれ込んだマンチェスターシティサポーター

 プレミアリーグは9日、ファン・サポーターの行動に関する声明を発表した。

 先月22日に今季の全日程を終えたプレミアリーグ。発表同日に行われた年次総会では、各クラブがファンの行動に関する問題について議論した。そこでは、2022-23シーズン開幕を前に飛び道具や発煙筒の使用、ピッチへの侵入など、さまざまな問題に対して、新たな強化策を導入することで各クラブが合意に至ったようだ。

 プレミアリーグの最高経営責任者であるリチャード・マスターズ氏は声明を通じ、ファン・サポーターに安全な試合開催に向けての協力を呼びかけている。

「サポーターは、ピッチに入ることはいかなる時も違法であることを認識しなければならない。このエリアはサッカーのための場所であり、いかなる状況においても、選手、マネージャー、マッチオフィシャル、スタッフの身の安全を脅かすことがあってはならない」

「さらに、飛び道具や発煙筒の使用が増加しているが、これらは犯罪行為であるだけでなく、重大な傷害を引き起こす可能性がある」

自チームのサポーターが投げ入れた“ゴミ”を拾うリーズMFマテウシュ・クリヒ

 今季のプレミアリーグでは、王者マンチェスター・シティをはじめ、ファン・サポーターがピッチに侵入する事態が数件起きていたほか、プラカップなどがピッチ内に投げ込まれるシーンが何度か見られていた。

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