マンチェスター・ユナイテッドから退団するMFポール・ポグバは、同クラブが間違いだったことを証明したいと主張した。

　2016年夏に当時の史上最高額でユベントスからマンチェスター・Uに復帰したポグバ。時折ピッチ上で輝きを放つ同選手だが、一貫性に欠け、一部の指揮官と問題を抱え、度重なる負傷で離脱したりと、メディアやファンからの非難の的にされてきた。そして今夏、契約満了に伴い退団することが発表された。

　契約延長交渉が長期化する中、マンチェスター・Uは週給30万ポンド(約4900万円)のオファーを提示したと報じられていたが、この度ポグバは『アマゾン・プライム』のドキュメンタリーフィルム“The Pogumentary”でオファーを提示しなかったクラブを見返したいと打ち明けた。

「僕の思考過程は、マンチェスターが僕に契約を与えるために時間を掛け過ぎるという間違いを犯したことを彼らに示すこと。そして、マンチェスターが僕に契約をオファーしなかったという間違いを犯したことを他のクラブに示すことだ」

　また、さらなる好条件のオファーが準備されていたと報じられるものの、ポグバはマンチェスター・Uに“だまされた”と主張し「どうしても引き留めたいが、何もオファーしないなんてことをどうすれば選手に伝えられるのか?このような状況を目にしたことは一度もなかった」と明かした。

　さらに、このドキュメンタリーの中では先日に他界した元代理人のミーノ・ライオラ氏も登場。ポグバがマンチェスター・Uで苦戦した理由について「私たちは彼をフランス代表にいる時と同様に良い気分にさせるようにしなければいけない。彼はここでは別人だ。マンチェスターのチームでは別のポグバだ。これは普通の状況ではない。フランスでは本物のポグバであり、みんなから愛されるポグバだ。しかし、マンチェスターにはそれを妨害する何かがある」と語っていた。

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