オランダ人FWブライアン・リンセンはフェイエノールトからの浦和レッズ移籍が決定的になっているようだ。オランダ『RTV Rijnmond』が報じている。

　4月後半から浦和からの興味が伝えられ、先月日本行きの可能性を示唆したリンセン。5月半ばには31歳の同選手が浦和と条件面での基本合意に近づいていると報じていた『RTV Rijnmond』だが、ここに来てアタッカーの浦和入りが決定的だと伝えた。

　新たな報道によれば、リンセンは浦和と2年半契約を結ぶ予定で、浦和はフェイエノールトに移籍金130万ユーロ(約1億9000万円)を支払うことで合意に達したという。また、選手は「近々に東京行きのフライトに乗る」とも伝えられている。

　2020年夏にフェイエノールトに加入する前までVVVフェンローやヘラクレス・アルメロ、フローニンゲンやフィテッセなどオランダ国内クラブでプレーしたフォルトゥナ・シッタート下部組織育ちのリンセンはリーグ戦で合計108ゴールを記録。今季公式戦53試合に出場し17ゴール10アシストをマークしたストライカーにとって浦和は初の国外挑戦となる。現在明治安田生命J1リーグで13位に低迷するクラブでも決定力を発揮できるのだろうか。

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