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ローマ、ザニオーロ獲得狙うトッテナムと接触か…契約延長交渉は移籍期間後に持ち越しとも

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MFニコロ・ザニオーロ

 ローマは、イタリア代表MFニコロ・ザニオーロとの契約延長交渉が停滞する一方で、ミランとDFアレッサンドロ・フロレンツィの売却で合意に至ったようだ。イタリアメディア『スカイスポーツ』が23日、伝えている。

 ローマのゼネラルマネージャー(GM)を務めるティアゴ・ピント氏は23日、ザニオーロの代理人を務めるクラウディオ・ビゴレッリとミラノで面会舌模様。約1時間半にわたって会談したものの、2024年に満了を迎える契約の延長にこぎつけることはできず、交渉は移籍期間終了後の9月まで中断する見通しとなったという。

 22歳のザニオーロは今夏、移籍市場でも注目を集める存在。ユベントスやトッテナムからの関心が伝えられる中、ピントGMはトッテナムのディレクターを務めるファビオ・パラティチ氏と接触し、22歳MFについて情報交換を行ったようだ。

『スカイスポーツ』によると、現時点で本物の交渉には至っておらず、オファーも提出されていない模様。だがかねてよりザニオーロを高く評価するパラティチ氏は、大きな関心をもって今後の展開を見守っていくという。一方ローマは、指揮官のジョゼ・モウリーニョの教え子であるトッテナムDFジョー・ロドンについて問い合わせを行ったようだ。

 またピント氏はこの日、ミランのパオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)らとも会食したようだ。昨夏からミラノへレンタル中の31歳DFフロレンツィについて、270万ユーロ(約3.8億円)での完全移籍へ合意に至ったと伝えられている。

 このほかローマGMは、レンタル先のジェノアから復帰するU-21イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリの代理人とも面会。契約延長について話し合いを行い、来シーズンはサレルニターナもしくはバーゼルへ再び武者修行に送り出すようだ。

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