マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ新監督は、今夏退団希望報道のクリスティアーノ・ロナウドの後釜を、すでに探し始めているようだ。
　
　アヤックスFWアントニー獲得へ、マンチェスター・Uが交渉を加速させる予定だと『ミラー』が報じた。ポルトガル代表FWC・ロナウドは、マンチェスター・Uを去ることを望んでいると伝えられており、クラブは同選手無しの計画を立てているとのことだ。

　テン・ハフ監督は、C・ロナウドが2度目の退団をした場合、同選手の代わりにアヤックスのブラジル人FWアントニーを獲得をマンチェスター・Uに促すという。

　マンチェスター・Uのオーナーは、C・ロナウドの退団がファンの怒りに包まれることを認識しており、その解決策として22歳のアントニー獲得を狙う模様。しかし、それはマンチェスター・Uがテン・ハフ新監督就任時に提示した移籍金予算を大幅に越えることを意味すると報じている。

　バルセロナからフレンキー・デ・ヨングの獲得が迫り、アヤックスDFリサンドロ・マルティネス、フェイエノールトDFティレル・マラシアの加入も間近だとされているマンチェスター・Uは、既にこれらの移籍で1億2000万ポンド(196億円)が使われることになる状況だ。

　退団報道が流れているC・ロナウドは昨シーズン、24ゴールを決める活躍を見せたが、クラブは6位フィニッシュと振るわず。同選手は、出場することになるUEFAヨーロッパリーグを、自分より下の存在だと感じていると伝えられている。

---

●プレミアリーグ2021-22特集
●オランダ・エールディビジ2021-22特集