アーセナルは4日、マンチェスター・シティのブラジル代表FWガブリエル・ジェズスの獲得を発表した。詳細は明らかにされていないものの、「長期契約」を結んだ模様で、英『BBC』によると、移籍金は4500万ポンド(約74億円)になるという。

　1997年4月3日生まれで25歳のジェズスは、16-17シーズン途中にパルメイラスからマンチェスター・Cに加入した。6シーズン在籍し、公式戦236試合95得点を記録。プレミアリーグを4度、カラバオ杯を3度、そしてFA杯も制するなど、多くのタイトル獲得に貢献してきた。また、16年9月にデビューしたブラジル代表でも56試合19得点を記録し、19年のコパ・アメリカ制覇も経験している。

　エドゥ・テクニカルディレクターは「ガブリエルの移籍を実現できて嬉しく思っている。非常に高いレベルの選手であることを一貫して示してきた。新シーズンに向け、彼が合流するのを楽しみにしているよ」と語った。

　また、チームを率いるミケル・アルテタ監督は「とても興奮している。クラブは、このような偉大な選手を獲得するために素晴らしい仕事をした。我々全員が望んでいた選手を獲得することができて、本当に嬉しく思っている」と喜びを表している。

　なお、ジェズスの背番号は9となり、まもなくチームに合流してトレーニングを行う予定だという。

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