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インテル、急成長のブラジル人DFブレーメル獲得へトリノと初会談…移籍金55億円を要求か

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急成長中のDFグレイソン・ブレーメル

 インテルは7日、トリノに所属する25歳のブラジル人DFグレイソン・ブレーメル獲得へ向けて、トリノと正式な交渉を開始した。イタリアメディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 シモーネ・インザーギ監督の下、王座奪還へ向けて6日に再始動したインテル。補強においてもFWロメル・ルカクの再獲得を実現させるなど、積極的な姿勢を見せている。ミラノのクラブは、スロバキア代表DFミラン・シュクリニアルの獲得へ乗り出すパリSGの新たな動きを待つ中、後釜確保へ向けて行動を開始。近年のセリエAで大きく評価を高めたブラジル人DFブレーメルをリストアップすると、7日夜、所属先のトリノとの正式な会談に臨んだ。

 この会談には、両クラブのスポーツディレクターのほか、ブレーメルの代理人を務めるパオロ・ブザルド氏も出席。インテルはこの場において、ブレーメル獲得の意思を正式に表明し、今後、移籍の合意へ向けた交渉が活発化していくものとみられる。

 なお現時点において、トリノによる評価額は4000万ユーロ(約55億円)。ブレーメルの取引には、若手選手のトレードが含まれる見込みとなっており、トリノは19歳MFチェーザレ・カサデイに関心を寄せている。インテルは放出に応じるとみられるが、買戻しオプションを付帯させる可能性がある。

 一方、ルカクの加入により、今後の去就が注目されていたFWエディン・ジェコは、新シーズンもインテルでプレーを続けることを希望。今後、ベルギー代表FWとの間でポジション争いが繰り広げられることになる。ジェコは、ルカクの代役としてプレーした昨季を上回るパフォーマンスを示す意気込みを見せており、クラブもボスニア人FWに対し、リスペクトと信頼を強調しているとみられる。

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