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「1年目はやばかった」鎌田大地が明かす“いじめ”のようなフランクフルトでの扱いを覆すまで

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MF鎌田大地がフランクフルト加入当時を回顧

 元日本代表DF内田篤人氏がMCを務める『DAZN』の番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』に、日本代表MF鎌田大地が出演した。

 鎌田は20歳でサガン鳥栖からフランクフルトに加入した当時を回顧。鎌田自身がひょうひょうとプレーするタイプであるだけに、表情や態度で「9.5割、損してますね」と明かしている。

「1年目とかやばかったです。いじめられてるんじゃないかというぐらい。ウォーミングアップとかも一人だけやり直しさせられたりとか。若かったし、試合にも出ていなかったから。フィジカルコーチとかも何か自分が仕事している感を出すためにとりあえず注意したり、俺のことを言っとけみたいなみたいな。それに対して、ハセさん(長谷部誠)にキレてましたね。なんなの、あいつって」

 そうした難しい状況の中で、先輩の長谷部からは助言を受けていたようで、「それをハセさんにずっと言われてて。もっとやってる感出すだけでいいからやれと」と明かした鎌田。しかし、それに対して「俺はプライドが無理なんで。そんなん絶対やらへんと。俺が変わるんじゃなくて、こいつらが変わるからと言っていた。今とかはもう何も言われないです」と従わず、自らの方法で周囲を変えたことを語っている。

 フランクフルトでは当初難しい時期を経験しながら、現在では主力選手に成長し、昨季はヨーロッパリーグ制覇にも貢献した鎌田。すでにチーム内でも確かな信頼を得ているようだ。

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