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デンマーク代表エリクセンが3年契約でマンU移籍「僕にはまだ大きな目標がある」

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MFクリスティアン・エリクセンがユナイテッド加入

 マンチェスター・ユナイテッドは15日、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(30)が完全移籍で加入することを発表した。契約期間は2025年6月までの3シーズンとなる。

 エリクセンは昨夏のEURO2020の試合中に心臓発作を起こし、一時は生命の危機にも直面したが、植え込み型除細動器(ICD)を装着する手術を受けてカムバック。イタリアではICDを着けてのプレーが認められないため、当時所属していたインテルを退団し、今年1月にシーズン終了までの契約でブレントフォードに加入した。

 ブレントフォードではプレミアリーグ11試合に出場し、1ゴール4アシストを記録。13位での1部残留に貢献し、クラブからは契約延長を望まれていたが、新天地での挑戦を選んだ。

 加入にあたってクラブ公式サイトを通じ、次のようにコメントしている。

「マンチェスター・ユナイテッドは特別なクラブであり、仕事を始めるのが待ち切れない。オールド・トラッフォードでは何度もプレーさせてもらったが、ユナイテッドの赤いシャツを着てプレーできるのは、最高の気分になるだろう」

「エリック(テン・ハフ監督)のアヤックスでの仕事ぶりを見て、彼と彼のスタッフが毎日どれほど細かいところまで準備を行っているかを知っている。彼が素晴らしい監督であることは明らかだ。今回、彼と話をして、彼のビジョンやチームに求めるプレーについてより深く知ることができたので、今後がさらに楽しみになった。僕にはまだ大きな目標がある。自分が達成できることは非常に多く、このクラブはキャリアを続けるには完璧な場所だ」

 また、クラブのフットボール・ディレクターを務めるジョン・マータフ氏は「クリスティアンは、そのキャリアを通じてヨーロッパで最高の攻撃的MFの1人だ。この夏、彼に多くの選択肢があったのは当然のことで、このクラブが彼にふさわしいと確信してもらえたことは本当にうれしい。彼の卓越したテクニックに加えて、貴重な経験とリーダーシップをチームにもたらしてくれる」と期待を寄せた。

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