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“全員、超人”パリSGが川崎F、浦和、G大阪と対戦! メッシらパリSG“フロント3”が語る日本サッカーの印象

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FWキリアン・ムバッペ、FWリオネル・メッシ、FWネイマール

 パリSGは27年ぶりの来日でジャパンツアーを実施。滞在期間中にJリーグ3クラブと対戦する。20日に国立競技場で川崎フロンターレと、23日に埼玉スタジアム2002で浦和レッズと、25日にパナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪と相まみえる。

 17日にフランスから到着したパリSG。タイトなスケジュールの中、FWリオネル・メッシ、FWネイマール、FWキリアン・ムバッペは予定の開始時間を15分ほど遅れて都内の会見場に登場。空港やホテルには大勢のサッカーファンが駆けつけており、3選手もその歓迎ムードに笑顔を見せていた。

 パリSGは今回のジャパンツアーで今月31日に行われるフランス・スーパーカップの調整も行うつもりだ。リーグ王者のパリSGは、クープ・ドゥ・フランス(仏国内杯)で優勝したナントと対戦する。今月5日に就任したばかりのクリストフ・ガルティエ新監督は「日本で3つの試合を行う。高いレベルのチームが対戦相手になる。仏スーパー杯のためのすばらしい調整になるよう願っている」と語った。

 3選手はそれぞれ日本のサッカーへの印象も語る。ムバッペは2018年ロシアW杯での日本のプレーが記憶に残っているようだ。「18年W杯で日本のチームを拝見しました。とても技術力にあふれ、後ろからしっかり攻め上がるような、楽しいサッカーが特色だと思っている」と語る。日本は同大会の決勝トーナメント1回戦でベルギー代表に敗戦。「残念でしたけど、次回カタールではもっといい試合ができるはず」と期待を込めた。

 メッシは「日本のサッカーはここ数年で非常に大きな成長を遂げている」と印象を口にする。「統制が取れたチームで、競争力が出てきた。強くなってきたと感じている。フィジカル面でも対等に戦えるようになってきている」と語った。

 ネイマールは6月にブラジル代表として日本で対戦し、自身のゴールで勝利を手にした。「統率力があり、闘争心があり、スタミナもある。よく走るチームで、だんだん手強いチームになってきている。難しい試合展開になるのでは」とJクラブとの戦いに気を引き締めていた。

 “全員、超人”と銘打つメガクラブは20日からJリーグ3クラブと対戦する。初戦の川崎F戦はTBS系列で全国生中継。また、全3試合が動画配信サービス『Paravi』で独占生配信される。

(取材・文 石川祐介)
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