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C・ロナウドにセリエA復帰の可能性?ナポリの“クレイジーな”獲得プランを伊メディアが報道

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FWクリスティアーノ・ロナウド

 ナポリはナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンを放出した場合、37歳のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの獲得に乗り出す可能性があるのかもしれない。イタリアメディア『スポルトメディアセット』のクラウディオ・ライモンディ記者が指摘している。

 今夏、ユベントスを退団したFWパウロ・ディバラへの関心が伝えられたものの、獲得には至らなかったナポリ。だが、新たなビッグネームの加入の可能性が囁かれている。ナポリでは、エースのナイジェリア代表FWオシムヘンに対しバイエルンが関心を示しているとも報じられている。そして仮に23歳FWの売却へ踏み切った場合、後釜にビッグネームを加える可能性が指摘された。

 移籍情報に詳しいイタリア人ジャーナリストのライモンディ氏は、ナポリがオシムヘンの売却に備え、マンチェスター・ユナイテッドに所属するC・ロナウド獲得プランを練っていることを指摘。バイエルンからナイジェリア代表FWにオファーが届いた場合、ポルトガル代表のスーパースターのためにUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場可能な新天地を模索している代理人ジョルジュ・メンデス氏とナポリの間で、対話が開始される可能性があるという。

 ただ、獲得への障害は多々ある模様。C・ロナウドへの接触する前に、特に財政面において実行可能な取引であるかどうかを検討する必要があるようだ。まずC・ロナウドの年俸は、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が設定する年俸の上限400万ユーロ(約5.6億円)を大きく上回る。また、オシムヘンの評価額は数週間前に1億2000万ユーロ(約168億円)程度と試算されているが、実際にバイエルンがどれほどのオファーを提示するのかも未知数となっている。さらには、ディバラの時と同じように肖像権の問題も。ナポリは一括して選手の肖像権を管理しているのに対し、C・ロナウド側が権利を手放すことは難しいと予想されているようだ。

 C・ロナウドのナポリ移籍という「クレイジーなアイディア」は、現時点では実現困難とみられるが、かつて伝説のディエゴ・マラドーナが躍動した地に、新たなスーパースターが上陸する可能性が開けるのか、今後の動向は注目されるところだ。

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