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バルセロナが放映権15%の追加売却を発表。会計利益550億円超で守備陣の補強へ

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 バルセロナは22日、ラ・リーガのテレビ放映権15%を追加で『シックス・ストリート』に売却することで合意したことを発表した。

 財政難が伝えられていたバルセロナは、先日にも今後25年間のクラブのラ・リーガ放映権10%を『シックス・ストリート』に売却することを報告。さらに、追加で25年間の放映権の15%を追加で売却する運びとなった。

『GOAL』の取材では、この2度目の売却によりバルセロナが3億1500万(約440億円)を得ることが判明。クラブの試算では、2022-23会計年度の利益は4億ユーロ(約559億円)に上る。

 バルセロナはこれまで、ラ・リーガのファイナンシャル・フェアプレー・ルールに従って獲得選手を登録するため、必要とされる3つの財務手段のうち2つを発動。残りはバルサ・ライセンシング&マーチャンダイジングの株式の49.9%を1億ユーロ(約140億円)弱で売却することとなっている。

 なお、バルセロナは今回の発表に際して「本取引は、臨時株主総会で会員から過半数の支持を得た議案を実行するものです」とクラブ公式サイトを通じて説明した。

 これらの資金投入により、バルセロナは移籍市場においてディフェンスを強化する見込み。ターゲットとしていたジュール・クンデはチェルシー移籍が決定的となり、交渉は急務。また、セサル・アスピリクエタ、マルコス・アロンソ、セルヒオ・レギロンの獲得に向けても動くこととなる。

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